ビットコインが海外送金に向いている理由-小口送金には最適-

仮想通貨・暗号通貨

ビットコインは値上がり狙いの投資対象としてだけではなく、海外送金の手段としても注目を浴びています。

買い物の支払い手段としては、使えるお店が増えないとなかなか便利に利用することはできませんので、どちらかというと送金手段としての用途の方が先に広がるのではないでしょうか?

では何故ビットコインは海外送金、特に小口の送金に便利なのでしょうか?

ビットコインが海外送金に便利な理由

海外に送金する際には、通常銀行を通して送金を行いますが、そのたびに数千円の手数料がかかります。

しかしビットコインを使った送金の場合は、銀行のような大規模システムや、各種チェック機能、それらの業務に係る膨大な人件費などは一切かかりませんので、基本的には1回数十円の少額手数料で送金することが可能なのです。

さらに銀行を通じた通常の海外送金の場合、送り先次第では諸々の手続きに数日を要すこともざらですが、ビットコインの場合は数十分から数時間で送金が完了します。

銀行は休日がありますが、ビットコインの場合は24時間365日、年中無休で送金可能です。

また、銀行を通じた送金の場合は送り先の国ごとに異なる為替レートが存在しますが、ビットコインの場合はそのような概念はありませんので、送金時の為替手数料というものもありません。

このように、従来の銀行システムによる送金と比べ、ビットコインには送金手数料と送金スピードの面で大きな優位性があり、特に少額を何度も送金するような用途の場合はとても便利な仕組みと言えます。

ビットコイン海外送金の方法

ビットコインを送金する方法ですが、まず送金をするには送金する相手のビットコインアドレスを知る必要があります。

これは、一種のメールアドレスのような物と考えればイメージし易いと思いますが、決して重複しない世界で1つの数字や文字の羅列で、国によって異なるようなこともありません。

そのアドレスを知っていれば誰にでも直接ビットコインを送ることができるのです。アドレスはQRコードで示すことも可能ですのでとても便利です。

ビットコインの送金に際し、相手への着金まで数十分から数時間かかると先ほど書きましたが、この間にビットコインのネットワーク上でマイニングと呼ばれる承認作業が複数回行われ、その取引の検証が行われています。

ビットコインを使った送金の場合、送り手から直接受け手にコインが送金されますし、その履歴は分散型台帳というブロックチェーン独自の堅牢なシステムにより保管されており、消失や人為的な改ざんリスクも極めて低いという特徴があります。

また、その仕組みにより、取引のトレース(履歴を追うこと)も従来の送金と比べ容易です。これが、ビットコインが小口の寄付などに便利と言われる理由でもあります。

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ビットコインが海外送金に向いている理由 まとめ

このように、良いことずくめのビットコインによる送金ですが、ビットコイン、もしくはその基盤となるブロックチェーンの技術自体がまだ新しい技術であり、多くの用途別の検証が十分されているとは言いがたいという一面もあります。

ですので、大企業間の多額の送金などに利用する場合は、有事の場合の責任の所在やコンプライアンスの問題等まだまだこれからクリアする問題もあると考えられ、慎重な検討が必要なことは確かです。

まずは、国をまたいだ個人間の少額送金や小口の寄付などに便利に利用されるようになり、その後、システムがある程度成熟してきた段階になってから、本格的な企業利用が進むのではないかと考えられます。

その間にブロックチェーンを利用した仮想通貨のシステム自体もどんどん進化し改良が加えられ、今以上に安全で便利なものになっていくのではないでしょうか。