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仮想通貨のネム(NEM)とは?その特徴と将来性、買い方は?

仮想通貨・暗号通貨

ネム(NEM)とはNew Economy Movementの略称として名付けられたそうで、その取引単位はゼム(XEM)です。

新しい経済活動の創造を旗印にプロジェクトが立ちあがり、2015年に仮想通貨として公開されました。

当初、開発チームに日本人が1名いたこともありかなり話題となりましたが、最近もその仮想通貨としての特徴、魅力から注目を集めているアルトコインの1つです。

アルトコイン
アルトコインとはalternative coinの略で、Bitcoinに代わる別のコインという意味。一般的にはBitcoin以外の仮想通貨をこう呼びます。

その仮想通貨ネム(NEM)の特徴と将来性について初心者にも分かるように簡単に解説していきたいと思います。

仮想通貨ネム(NEM)の特徴

比較的新しい仮想通貨であるNEMの特徴、魅力は何と言ってもその取引処理のスピードと参加者に対する平等性です。

まず、ネム(NEM)の取引処理スピードですがビットコインが1ブロックの生成に10分かかるのに対しネム(NEM)は約1分、つまりビットコインの10分の1の時間で取引処理が行われます。

そのシステムの基本はブロックチェーンによる分散台帳技術ですが、それに独自の改良を加えて出来たものがネム(NEM)のシステムです。

このネム(NEM)の特徴である処理の高速化には、ハーベスティングと名付けられた、ビットコインのマイニングに代わる仕組みが寄与しています。ちなみに、ハーベスティングを行う者をハーベストと呼びます。

マイニング
ブロックチェーンにおいて、ブロックとブロックを繋げる為に必要なノンス(適当な文字列)を見つける作業をマイニングという。

仮想通貨ネム(NEM)の特徴、ハーベスティングとは?

では、ネム(NEM)の大きな特徴の一つであるハーベスティングの仕組みを説明します。

まず、ネム(NEM)にはPoI(Proof of Importance)というネットワーク参加者を評価する仕組みが存在し、通貨の保有数だけでなく、取引などでどれだけネム(NEM)のネットワークに積極的に参加し、寄与したかによって「インポータンス」というスコアが付けられます。

そのインポータンスが高ければ高いほどビットコインでいうところのマイニングであるハーベストを行う機会が増える仕組みになっています。

つまり、頑張れば頑張るほど評価が上がり、ハーベスティングによる報酬機会が増えるということです。ハーベスティングに成功した場合の報酬はビットコインの場合のような新規のコインの割当ではなく、ネム(NEM)の場合は手数料が支払われます。

また、ネム(NEM)のバーベスティングにはビットコインネットワークでマイニングを行う時のようなお金のかかる高性能、大容量のコンピューター設備や電力も必要なく、一般の参加者にも行える様にできています。

それでいてセキュリティーも堅牢な仕組みになっています。この点もネム(NEM)の大きな特徴であり、魅力となっています。

仮想通貨ネム(NEM)の将来性

ネム(NEM)の通貨であるXEMの総発行量は、8,999,999,999XEMで、これらの通貨は最初に約1,600人(正確には1,600アカウント)に平等に配られていて、ビットコインのようにマイニングで増えていくような仕組みではありません。

この点も、NEMが目指す参加者に対する平等性を体現している仕組みの一つで、大きな特徴です。

また、ネム(NEM)はイーサリアムのような「スマートコントラクト」が実装可能であり、通貨取引自体に契約を付属させることも可能です。ネム(NEM)を使って独自の通貨発行を行うこともできます。

スマートコントラクト
イーサリアムなどの一部の仮想通貨に実装されている、ブロックチェーンをベースにした機能で、取引で行われる契約を自動的に実行、保存していく機能。

このように、MEMは今後様々な利用用途が開拓される可能性が高い、将来性のある通貨といえるのではないでしょうか?

仮想通貨ネム(NEM)高騰の理由は?実用性抜群のアルトコイン!

NEM(New Economy Movement)の名の通り、その新しい仕組みにより仮想通貨の中でも注目を集めつつあるネム(通貨名はXEM)ですが、12月に入りまた一段と注目度が上がり、価格も上昇トレンドを見せています。

仮想通貨ネム(NEM)高騰の理由は?その魅力、将来性は?

ネムは日本でもZaifなどの大手仮想通貨取引所で取り扱われ、取引高でも常時上位にランクインされる人気通貨の1つです。

その特徴はなんといっても、実用性の高さで、イーサリアムと同じく、スマートコントラクト機能を具備しており、その基本技術の応用範囲は広く、数々のネムを使ったサービスや製品が広がりつつあります。

また、その取引スピードの速さと手数料の安さもネム(NEM)の大きな特徴、魅力であり、ネム(NEM)のブロックチェーンのワンブロック生成にかかる時間は1分と、ビットコインの10分と比べても圧倒的なスピードを誇っています。

これは前述のハーベスティングと呼ばれるネム(NEM)独自の取引承認システムによるものです。

ネム(NEM)が採用するハーベスティングはビットコインのマイニングに代わるものですが、はーべスティングはマイニングのような高性能で高価なコンピューター設備は必要とせず、取引回数やネム(NEM)のネットワークや運営への寄与度で割当報酬が決まることから、一部の金持ちや権力者に運営を左右されない、非中央集権的な仕組みとしても評価されています。

ネム(NEM)はこのような実用性の高さが評価され、今年に入り、色々な提携が進んでいます。これもネム(NEM)の取引相場が高騰した理由の一つかもしれません。

Zaifの運営会社であるテックビューロー社が手がけるプライベートブロックチェーンの「mijin(ミジン)」がネム(NEM)の基本技術をベースに開発され、そのミジンが金融機関で実証実験の段階に入ったことで、ネム(NEM)の国内における注目度がまた一段と上がりました。

また、海外においては、中国の大手ソーシャルアプリWeChat(ウイチャット)内でネム(NEM)のシステムが利用可能になるということで大きな注目を集めています。確かにこれらのニュースのタイミングに合わせて価格の急騰が見られたことは確かです。

仮想通貨ネム(NEM)の高騰、今後の可能性は?

今後においても、ネム(NEM)の特徴、魅力である取引スピードを今まで以上に上げるシステムのアップデートが行われる予定です。

このネム(NEM)のアップデートはカタパルトと呼ばれ大きな期待をもたれています。前述したmijinのカタパルト2.0では速度が大幅に上昇し、秒間3000~4000取引が可能になると言われており、高速決済が売りのリップルの秒間1500取引の倍以上のスピードになりますので、2018年に行われる予定のネム(NEM)自体のカタパルトでも同様のスピードアップは十分期待できるのではないでしょうか。

以上のような国内、海外での取り組みにより、ますますネム(NEM)の注目度が増し、価格の上昇、今までに見られたような高騰にもつながっていると考えられます。

また、ネム(NEM)は、その通貨(ZEM)自体の発行数という点においても、全てのトークンが既に開発者や投資家向けに発行されており、新規発行による需給バランスの悪化の心配が無く、価格形成もしやすい通貨ということが出来ます。この点も需給という意味では、ネム(NEM)の相場の将来性、高騰の可能性を占う上では重要なポイントになると思います。

このように、ネムはその実用性の高さから価値の見直しが急速に進んでいる仮想通貨の1つであり、その点が昨今の価格の上昇、高騰につながっていると言えます。

仮想通貨の世界は、特徴のある通貨が、実際に使われることによりその知名度も上がり、ひいては通貨としての価値も上昇するというものですので、その観点からしてもネム(NEM)は将来性の期待できる通貨、高騰の可能性が有る通貨と言うことができるのではないでしょうか。

仮想通貨ネム(NEM)高騰の理由

何と言っても、ネム(NEM)の特徴、魅力はその取引スピードの速さにあり、今大きな問題となっている仮想通貨のスケーラビリティ問題を解決する仕組みを既に具備しているという点がネム(NEM)の実用に適した仮想通貨としての評価につながっています。

スケーラビリティ問題
ビットコインなどの仮想通貨において、取引量の拡大に伴い起こる、その処理能力上の問題。ビットコインにおいては、ブロック毎の容量制限が大きな原因の一つとなっている。

今後もその特徴を伸ばす取組が期待されている仮想通貨ネム(NEM)は、今後もより一層の普及と通貨としての価値向上が期待できるのではないでしょうか。

仮想通貨のネム(NEM)簡単解説 まとめ

仮想通貨ネム(NEM)の特徴や将来性について簡単に解説してきましたがいかがだったでしょうか。
ネム(NEM)は参加者すべてにいかに平等であるかを考えて作られたシステムであり、それが一番の特徴であり魅力です。現在、大手の一部の仮想通貨において起きている富の偏在に疑問を持つ仮想通貨ユーザーにネム(NEM)が受け入れられている理由も、この点にあるのだと思います。

ネム(NEM)は仮想通貨としての取引も注目を集めつつあり、日本でも取り扱い取引所が徐々に増えてきているようです。今後、ネム(NEM)から目が離せません。

ネム(NEM)は日本の取引所ではZaifで売買できます。

また、ではネム(NEM)のレバレッジ取引が可能です。

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