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ビットコイン2.0を簡単解説

仮想通貨・暗号通貨

最近、仮想通貨に関連してビットコイン2.0という言葉をよく耳にします。仮想通貨2.0や暗号通貨2.0などと呼ばれることもあり、通貨取引をしている投資家の方々の間でもキーワードとして注目されているようですが、その意味するところは?
簡単に解説します。

ビットコイン2.0とは?

いま世の中には仮想通貨と呼ばれるものは700以上有ると言われています。公開前のものも入れればもっとあるかもしれません。それぞれ色々な名前がついていますが、そのような仮想通貨の一つがビットコイン2.0であるかというとそうではありません。

ビットコイン2.0というのはある意味総称です。みなさんご存知のビットコインを基礎としてそこから改良、進化させたものという意味で使われています。

もう少し詳しく説明します。ビットコインのシステムのベースとなっているのはブロックチェーンという分散台帳技術です。このブロックチェーンを利用することにより、より安全、簡単、低コストでの送金や決済を実現させたのがビットコインという事になります。

つまり、現在世界中で使われている法定通貨に比べより優れた決済機能を持つ通貨システムとして開発されたのがビットコインです。

ビットコイン2.0の代表、スマートコントラクト

ビットコイン2.0はそのブロックチェーン技術をベースにその利用範囲を広げ、純粋な決済通貨としての機能以外の付加価値を持たせた新しいタイプの次世代仮想通貨と言えます。そして、決済通貨機能以外の付加価値の代表例が「スマートコントラクト」と言われるものになります。

「スマートコントラクト」はイーサリアム(Ethereum)やリスク(LISK)、ファクトム(Factom)、ネオ(NEO)といった仮想通貨を通じて良く知られていますが、ブロックチェーン上に取引内容や契約内容まで記録させ、取引の安全性と信頼性を高めようとしたものです。

スマートコントラクト機能を使えば、取引実行と同時に契約内容も自動的に実行され、その内容も安全、確実にブロックチェーン上に保存されます。

人手を介さない分、人為的なミスや改ざんなどの犯罪も無くなりますし、事務コストも大幅に削減できますので、不動産関連や金融、公的分野など非常に広い分野での有効利用が期待されています。

また、決済機能に関しても、そのスピードをビットコインの何倍にも高め、その高速性を付加価値として持つ次世代仮想通貨も有ります。

リップル(Ripple)などは決済スピードに加え、他の通貨とも自由に交換できる高い両替機能も備えることにより、安全、確実でスピーディーな送金、決済システムとして大手金融機関への導入が予定されています。

ビットコイン2.0 匿名性コイン

そのほかのビットコイン2.0としては、取引の匿名性を付加価値機能として具備している、ジーキャッシュ(Zcash)、ダッシュ(Dash)、モネロ(Monero)などといった次世代通貨も、多くの取引情報等重要な顧客情報を安全に管理しなければならない大手投資銀行などで、そのシステムの利用が検討されています。

このように、ブロックチェーンに改良を加えたり、応用範囲を広げることにより新しい付加価値を持たせた次世代の暗号通貨が、ビットコイン2.0として続々と公開されてきており、それぞれ優れた特徴を持つがために、様々な分野での利用が検討されてきています。

また、その通貨の付加価値が高ければ高いほど、通貨としての評価もあがり、ビットコイン2.0は投資ターゲットとしても評価や注目度を高めています。

ビットコイン2.0を簡単解説 まとめ

ビットコイン2.0の意味について簡単に解説してきましたがいかがだったでしょうか。

現状、仮想通貨の世界はその取引量や知名度において、ビットコインの一人勝ちの様相を呈しています。

ただ、今後は通貨機能以外の付加価値機能の様々な分野での広い利用を通じて、ビットコイン2.0に属する次世代通貨の通貨としての知名度もあがり、第二、第三のビットコインが生まれてくるのではないでしょうか。

有望な投資対象となる仮想通貨を探すという意味においてもビットコイン2.0は重要なキーワードです。