仮想通貨取引所「Coincheck」は、2012年8月設立のコインチェック株式会社が運営しています。もともとは別の事業をしていましたが、2014年8月に仮想通貨取引所「Coincheck」を運営開始しました。
Coincheckは2018年1月にNEMが大量に不正送金される事件が発生し運営体制に懸念が生じていましたが、Coincheckの運営会社であるコインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社に買収され、完全子会社となることが2018年4月6日に発表されました。
マネックスグループ株式会社はネット証券であるマネックス証券などを傘下に持つ東証一部上場企業です。
マネックスグループの全面的な支援を受けて新しい経営体制を構築することとなったCoincheckの今後に期待したいと思います。
Coincheckの主なサービス
Coincheckで仮想通貨を売買したいときは販売所か取引所を利用できます。
販売所(現物取引)の取扱い仮想通貨
Coincheckの販売所では、2017年9月現在、ビットコインを始め13種類の仮想通貨の購入・売却ができます。
※2018年6月18日にXMR、REP、DASH、ZECの取扱いが廃止されます。
- BTC:ビットコイン(Bitcoin)
- ETH:イーサリアム(Ethereum)
- ETC:イーサリアム・クラシック(Ethereum Classic)
- LSK:リスク(LISK)
- FCT:ファクトム(Factom)
XMR:モネロ(Monero)REP:オーガー(Augur)- XRP:リップル(Ripple)
ZEC:ジーキャッシュ(Zcash)- XEM:ネム(NEM)
- LTC:ライトコイン(Litecoin)
DASH:ダッシュ(DASH)- BCH:ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
取引所(現物取引・レバレッジ取引)
Coincheckの取引所では、BTC:ビットコイン(Bitcoin)の現物取引・レバレッジ取引ができます。

coincheck 取引画面
Coincheckの取引所手数料
Coincheckの取引所手数料は、メイカーテイカーモデルが採用されています。
メイカーとは指値注文を提示したユーザーのことで、テイカーとはその指値注文に対して成行注文を提示したユーザーのことです。
Coincheckのアカウント作成手順
Coincheckのサービスを閲覧するだけなら、メールアドレスと任意のパスワードを入力し、届いたメールに記載されたリンクをクリックするだけで登録できます。

coincheck ログイン後の画面 本人確認書類提出前
Coincheckのすべての機能を利用するには、ログイン後の画面から本人確認書類を提出し、郵送されるハガキを受け取ります。
まとめ
Coincheckの取引所で取引できるのはビットコインのみですが、販売所ではビットコイン含め13種類の仮想通貨の購入・売却ができます。
※2018年6月18日にXMR、REP、DASH、ZECの取扱いが廃止され、販売所で売買できる仮想通貨はビットコインを含め9種類となります。