GMOコインはGMOインターネット(東証一部上場)グループのGMOコイン株式会社が運営している仮想通貨取引所です。
は2017年9月29日付けで「仮想通貨法(改正資金決済法)」に基づき、金融庁・財務局に登録されました。
GMOコインは仮想通貨の現物取引ができる販売所とレバレッジ取引(仮想通貨FX)のサービスを提供していましたが、2018年9月に新たに取引所サービスを開始しています。
GMOコインのおすすめポイント
まずGMOコインのおすすめポイントをご紹介します。
GMOインターネットグループという安心感
やはり金融系のグループ会社も持つGMOインターネットグループという安心感はあります。インターネットの世界ですから絶対安全とは言えないまでもセキュリティ対策への取り組み度は高いのではないでしょうか。
手数料がかなりお得
GMOコインは日本円の即時入金、出金ともに手数料が無料です。振込入金には銀行の振込手数料がかかってしまいますので、お得に利用したい方は即時入金を利用しましょう。
出金手数料が無料の取引所はレアな存在です。特に少額の取引から始めたい初心者にとってはありがたいので初めての取引所としてもオススメです。
取引手数料は下図のとおり。詳細は公式サイトをご参照ください。
仮想通貨の取引所と販売所の違い
GMOコインでは取引所と販売所がありますが、もっとも大きな違いは「取引の相手」です。
- 取引所の場合、取引の相手は、取引所に参加する他のユーザーになります。
- 販売所の場合、取引の相手は、販売所になります。
また一般に販売所よりも取引所の方が有利な価格(レート)が提示されていることが多いですが、必ずしもそのレートで約定できるという保証はないため、目的によって販売所と取引所を使い分けるとよいでしょう。
販売所での仮想通貨取引
GMOコインの販売所で仮想通貨を買ったり売ったりするときの相手はGMOコインです。
販売所は価格提示が取引所よりもシンプルで、GMOコインが提示している価格で購入・売却ができます。
GMOコインの販売所で現物売買ができる仮想通貨の種類は次の5種類(2018/9/25現在)。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
取引所での仮想通貨取引
GMOコインの取引所で仮想通貨の取引をする場合は、取引の相手はGMOコインに口座を持っている他の投資家になります。
GMOコインの取引所ではビットコインの現物取引と最大10倍のレバレッジをかけたビットコイン/円(BTC/JPY)のレバレッジ取引ができます。
GMOコインの仮想通貨FX
GMOコインでは現物取引のほかに仮想通貨FXのサービスも提供しています。
仮想通貨FXは証拠金取引のため実際に仮想通貨を売買するわけではありません。外国為替証拠金取引(FX取引)のように、買った値段と売った値段の差額分のみ受け取る取引で、「買い」だけでなく「売り」から入ることができるため、相場の下落局面でも利益を狙うことができます。
仮想通貨FXで取引できる仮想通貨の種類
GMOコインの仮想通貨FXでは次の5ペアの取引が可能です。
- ビットコイン/円(BTC/JPY)
- イーサリアム/円(ETC/JPY)
- ビットコインキャッシュ/円(BCH/JPY)
- ライトコイン/円(LTC/JPY)
- リップル/円(XRP/JPY)
レバレッジ倍率はビットコイン/円のみ5倍または10倍、その他のアルトコインは5倍になります。
まとめ
GMOインターネットグループには、クレジットカード等の決済処理サービスを行うGMOペイメントゲートウェイ株式会社や、株式・FX等の金融商品取引業を行うGMOクリック証券株式会社など、金融サービスを提供している企業もあります。
GMOインターネットグループで培われた金融サービス提供のノウハウを活かしたセキュリティと管理体制に期待です。