仮想通貨投資の初心者がまず悩むのは、どの仮想通貨を、どこで買うか?
世界に存在する仮想通貨の種類は1,500種類以上とも言われています。中にはほとんど取引されていない仮想通貨や、詐欺コインなども含まれている可能性があるので、実際に仮想通貨投資を行う際には事前にしっかりと調査をしたいところです。
とはいえ、初心者が調査するというのはやはりハードルが高いもの。ではどうすれば良いのでしょうか?
今回は仮想通貨投資の初心者でも安心して取引がスタートできるように仮想通貨の種類と売買可能な国内の取引所/販売所をご紹介します。
仮想通貨の種類
仮想通貨といえばビットコイン、という初心者の方は多いと思いますが、世界では現在1,500種類を超える仮想通貨が存在し、さらに日々増えていると言われています。
数が多すぎて頭が痛くなりそうですね!
でも安心してください。日本では法律により仮想通貨交換業を行う者は金融庁の審査を受けて仮想通貨交換業者として登録することが義務付けられています。
つまり、仮想通貨取引所や販売所を運営するには金融庁の審査を通貨しなくてはいけません。
金融庁は、特に利用者保護の取り組みについて業者の審査を行いますので、この審査を通過し登録された業者は一定の基準をクリアしていますし、そこで取引できる仮想通貨も、無名の仮想通貨などと比べると安心感があります。
仮想通貨投資の初心者には金融庁に登録された仮想通貨交換業者が運営する取引所/販売所の利用がおすすめです。
現在、登録済みの取引所/販売所で売買できる仮想通貨は9種類。ビットコインを除くアルトコインは8種類で、いずれも時価総額が上位に位置しており、取引量も多い人気の仮想通貨です。
日本の金融庁に登録された仮想通貨取引所/販売所で売買できる仮想通貨アルトコインの種類をまとめました。
それぞれの仮想通貨の特徴と、どの取引所/販売所で購入/売却できるのかをご紹介します。
今回ご紹介する以外の仮想通貨の売買をしたい場合には海外取引所の利用を検討しましょう。
▼おすすめの海外の仮想通貨取引所Binanceでは今回紹介する国内の取引所では扱っていない多くの仮想通貨の売買が可能です。Binanceについては下記の記事もご覧ください。

Bitcoin/ビットコイン(BTC)の特徴と取引所/販売所
- 名称:Bitcoin/ビットコイン
- 通貨記号:BTC
仮想通貨の代表格ビットコインは、時価総額、取引ボリュームともにダントツ1位の仮想通貨です。
ビットコインは国内のどの取引所/販売所でも扱っていますので、まずはビットコインの取引から始めたいという初心者の方は、手数料やセキュリティ対策重視で取引所を選ぶと良いでしょう。
Ethereum/イーサリアム(ETC)の特徴と取引所/販売所
- 名称:Ethereum/イーサリアム
- 通貨記号:ETC
アルトコインといえばまずイーサリアムの名前が出てくるというくらい有名で、時価総額はビットコインに次ぐ第2位の仮想通貨です。
イーサリアムはビットコインにはない「スマートコントラクト」という機能が特徴的です。
スマートコントラクト機能は世界中の大手企業からも注目されており、イーサリアムは仮想通貨としてだけではなく、プラットフォームとしての将来性も期待されています。

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Bitcoin Cash/ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)の特徴と取引所/販売所
- 名称: Bitcoin Cash/ビットコインキャッシュ
- 通貨記号:BCH/BCC
ビットコインキャッシュは、従来のビットコインのオペレーション上の問題点を改善するために2017年8月にハードフォークという手段を経て生まれた仮想通貨です。
誕生から数か月ですが時価総額は4位に位置しています。
ビットコインから分裂したビットコインキャッシュは、基本的なブロックチェーンの仕組みはビットコインと同じですが、ビットコインの問題点とも言える取引処理のスピードとマイニング手数料の高騰を改善すべく仕様が変更されています。
合わせてハードウォレット等のセキュリティ強化を行い、ビットコインよりも取引スピードが速く、手数料が安く、セキュリティレベルが高い、新しい仮想通貨を目指しています。

ビットコインキャッシュは取引所によってBCH,BCCと表記が異なり、現時点では統一されていません。BCCは別の仮想通貨であるBitConnect(ビットコネクト)の正式表記であり、混乱を招くとの指摘もありますので購入の際には注意しましょう。
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Ripple/リップル(XRP)の特徴と取引所/販売所
- 名称: Ripple/リップル
- 通貨記号:XRP
リップルはGoogleが出資したことによって一躍注目を浴びるようになった仮想通貨で、時価総額はビットコイン、イーサリアムに次ぐ第3位につけています。
リップルは即時グロス決済システムと言われる決済プラットフォームとしての役割が特徴です。
リップルはもともと外国送金を高速に、かつ低コストで行うことを目的とした即時決済ネットワークとして開発されており、外国為替送金の分野で特に注目を浴びている機能です。

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Litecoin/ライトコイン(LTC)の特徴と取引所/販売所
- 名称: Litecoin/ライトコイン
- 通貨記号:LTC
ライトコインは2011年1月に初めて公開された仮想通貨で、アルトコインの中では古参の仮想通貨といえます。このライトコインはビットコインからフォークして生まれました。
ビットコインよりも取引の処理速度が速く、4倍のスピードで取引処理ができるという特徴があります。
ライトコインの開発者は元Googleのプログラマーであったチャーリー・リー氏ですが、2017年12月に保有するすべてのライトコインを売却したと話題になりました。
開発者が保有コインをすべて売却したということで影響が懸念されましたが、記事執筆時点の時価総額、月間取引ボリュームともに安定的にランキングトップ10に入っている仮想通貨です。

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Mona Coin/モナコイン(MONA)の特徴と取引所/販売所
- 名称: Mona Coin/モナコイン
- 通貨記号:MONA
モナコインは2014年1月にリリースされた日本発のアルトコインです。
日本で有名な電子掲示板「2ちゃんねる」が発祥であり、モナ(MONA)という名前は2ちゃんねるのキャラクター「モナー」から来ており、コインのシンボルマークにもなっています。
モナコインはライトコインをベースに開発されていますが、もともと取引スピードが速いと言われるライトコインよりも更に取引処理のスピードが短縮された仮想通貨です。
時価総額ではトップ10には入っていませんが、日本発の仮想通貨ということもあってか日本の取引所/販売所では5か所がモナコインを扱っています。

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NEM/ネム(XEM)の特徴と取引所/販売所
- 名称: NEM/ネム
- 通貨記号:XEM
ネムは2015年に仮想通貨として公開された比較的新しいアルトコインですが、時価総額は10位に位置しています。
ネム(NEM)と聞いて、2018年1月に発生した日本の大手取引所コインチェックからの大規模な不正流出問題を思い浮かべる方も多いと思います。この事件は完全に当時の取引所側のセキュリティの不備を突いた不正アクセスが原因であり、ネムそのものに問題があったわけではありませんでした。
残念な事件で有名になってしまったネムですが、その特徴は取引処理が高速なことで、ビットコインの10分の1の時間で取引処理を行うことができます。
さらにネムはイーサリアムと同じくスマートコントラクト機能を備えており、その基本技術を使用したサービスや製品の開発が広がりつつあります。

NEM/ネム(XEM)を始めアルトコイン6種類とビットコインのレバレッジ取引ができる
Ethereum Classic/イーサリアムクラシック(ETC)の特徴と取引所/販売所
- 名称: Ethereum Classic/イーサリアムクラシック
- 通貨記号:ETC
イーサリアムクラシックは、イーサリアムから分裂してできた仮想通貨です。
2016年6月に発生したThe DAOのハッキング事件をきっかけに翌7月にハードフォークによりイーサリアムから分裂し、イーサリアムクラシックが生まれました。
もともとは同じシステムのため、イーサリアムと同じくスマートコントラクト機能も搭載しており基本的な機能の部分ではイーサリアムクラシックもイーサリアムとほとんど差異はないといえそうです。
イーサリアムクラシックはイーサリアムの価格変動と似た動きをすることがあるため、イーサリアムの価格動向もチェックしておくと良いでしょう。
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ビットコイン取引量日本一の取引所!イーサリアムクラシック(ETC/JPY)は販売所で購入可能
Lisk/リスク(LSK)の特徴と取引所/販売所
- 名称: Lisk/リスク
- 通貨記号:LSK
リスクはスマートコントラクトを備えているため、イーサリアムと比較されることがあります。
リスクの大きな特徴のひとつはサイドチェーンの存在です。メインのブロックチェーンのほかにサイドチェーンと呼ばれるもう1本のチェーンがあり、そのサイドチェーンにも取引情報の処理をさせることができるため、メインチェーン1本の場合よりも処理スピードの高速化につながります。
また、リスクの開発言語はJavaScriptと呼ばれる非常にメジャーなプログラミング言語なため、開発者側としても参入しやすいという特徴があります。

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ビットコイン取引量日本一の取引所!イーサリアムクラシック(ETC/JPY)は販売所で購入可能
まとめ
今回は日本の金融庁に登録された取引所/販売所で売買可能なアルトコイン8種類の特徴と、それぞれのアルトコインが売買できる取引所/販売所をご紹介しました。
1,500種類以上もあるといわれるアルトコインですが、金融庁に登録された取引所/販売所で取引できるアルトコインは今回ご紹介した8種類のみとなります。
ビットコインはどの取引所/販売所でも扱っていますので、気になるアルトコインがある方は今回の記事を参考にしていただけますと幸いです。
▼仮想通貨取引所選びに迷ったら下記の記事も参考にしてみてください。▼
